
2026年7月17日(金)〜7月20日(月・祝)までの4日間、上野恩賜公園 噴水広場で「第1回 上野タイサマーフェス2026」が初開催されます。
タイフェスティバルと聞くと、タイ料理やタイ雑貨を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、今回主役となるのは、タイ東北部・イサーン地方の文化と、そこで育まれた伝統芸能「モーラム」です。
タイ国内で絶大な人気を誇る現役モーラムスターや、『The Voice Pride』で注目を集めたアーティストが東京・上野に集結。現在のタイで最も熱い音楽カルチャーを、日本で体感できる4日間となります。
なぜ「イサーン文化フェス」が画期的なのか
タイといえばバンコクやプーケットを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、現在のタイ音楽シーンを牽引しているのは、タイ東北部・イサーン地方です。ラオス文化とも深い関わりを持ち、独自の言語や食文化、音楽文化が現在も色濃く受け継がれています。
タイ最大の人口を抱えるこの地域では、独自の言葉や食文化、芸能が受け継がれ、現在も数多くの人気歌手やエンターテイナーを生み出しています。
イサーンを語る上で欠かせないのが、伝統芸能「モーラム」です。現在では地方芸能の枠を超え、タイを代表するエンターテインメントへと発展しています。
「第1回 上野タイサマーフェス2026」は、モーラムをはじめ、伝統舞踊、タイ料理、楽器演奏などを通して、イサーン文化を総合的に紹介するイベントです。こうした切り口のタイイベントは、日本では極めて珍しいと言えるでしょう。
モーラムとは? 今のタイを代表するライブエンターテインメント
モーラム(หมอลำ)は、イサーン地方で受け継がれてきた伝統芸能です。
ケーン(竹製の管楽器)の演奏に合わせて歌うスタイルを原点としていますが、現在のモーラムは「伝統芸能」という言葉だけでは表現しきれません。
歌手、ダンサー、コメディアン、バンドが一体となった華やかなステージは、まさに総合エンターテインメント。タイ各地では数万人規模の観客を集める公演も珍しくありません。
さらに近年は、YouTubeやTikTokを通じて若い世代からも支持を集め、伝統とポップカルチャーが融合した新しい音楽として進化を続けています。
2026年、東京では「二つのモーラム」が出会う
2026年は、日本のタイ音楽ファンにとって特別な一年になりました。
その幕開けとなったのが、5月に代々木公園で開催された「第26回タイフェスティバル東京」です。
このステージには、世界的な人気を誇る「The Paradise Bangkok Molam International Band」が出演。モーラムにファンクやロック、ダブ、サイケデリックを融合させたサウンドで、多くの音楽ファンを魅了しました。
彼らが世界へ発信するのは、洗練された”進化系モーラム”です。
そして、その約2か月後に開催される「第1回 上野タイサマーフェス2026」には、タイ国内で今まさに人気の絶頂にある現役モーラムスターたちが登場します。
ここで体験できるのは、タイの人々が歌い、踊り、笑い、熱狂している”リアル・モーラム”です。
タイの”今”は、イサーンから生まれている
現在のタイでは、モーラムは地方芸能にとどまらず、音楽シーンの中心的な存在となっています。
SNSや動画配信サービスの普及によって、イサーン出身の歌手たちは全国区の人気を獲得し、タイのポップカルチャーを牽引する存在となりました。
さらに、『The Voice Pride』のようなオーディション番組から新たなスターが次々と誕生し、伝統芸能をルーツに持つアーティストが現代のポップスターとして脚光を浴びています。
「第1回 上野タイサマーフェス2026」は、そんな現在進行形のイサーン文化を、日本で体感できる貴重な機会です。

イサーン文化を象徴する豪華アーティストが東京・上野に集結
「第1回 上野タイサマーフェス2026」の最大の魅力は、現在のイサーン音楽シーンを代表するアーティストたちが一堂に会することです。
タイ国内で人気を集める現役モーラムスターに加え、話題のオーディション番組『The Voice Pride』出身アーティストも出演。タイの”今”を象徴するステージが、4日間にわたって繰り広げられます。
ここでは、出演アーティストと、イベント前にぜひ見ておきたいおすすめ動画も合わせて紹介します。
トン・サダオ(ทอง สะเดา)

現在のモーラムシーンを代表する人気シンガーです。軽快な歌唱と親しみやすいキャラクターで人気を集め、タイ各地で開催される大型モーラム公演では欠かせない存在となっています。
今回の上野タイサマーフェスでは、YouTubeで1億1,000万回以上再生された大ヒット曲「ペンヤンブン」の特別ステージを披露予定です。
ター・ミスターケーン(ต้า มิสเตอร์แคน)
イサーン音楽と現代的なサウンドを融合させたライブパフォーマンスで人気を集めるアーティストです。
伝統楽器「ケーン」の魅力を現代へ伝える存在としても知られ、「ペンヤンブン」特別ステージにも出演します。ケーンやピンが生み出す独特のグルーヴにも注目です。
ミウ・ラチャダポーン(หมิว รัชฎาพร)

ミウ・ラチャダポーンは、現在のイサーン歌謡界を代表する若手歌姫です。大型モーラム楽団で活躍し、その華やかなステージパフォーマンスで多くの観客を魅了しています。現地では一目見ようと大勢のファンが集まる人気アーティストです。
ライブならではの華やかなステージングと圧倒的な存在感を体感できるはずです。
ダミー・ザ・ボイス(ดั้มมี่ ธรรมชาติ)
2025年に放送された『The Voice Pride』で全国的な注目を集めた実力派シンガーです。
『ライオン・キング』の「Circle of Life」をモーラム独特の節回しで歌い上げ、その圧倒的な歌唱力で一躍人気アーティストとなりました。
伝統と多様性、そして現代のタイ音楽シーンを象徴する存在として、今回の出演者の中でも特に注目したい一人です。
『The Voice Pride』ブラインドオーディション映像。ダミー・ザ・ボイスの圧倒的な歌唱力を体感できます。
パッティーアン(พัดเทียน)
歌だけでなく、コメディや司会でも会場を盛り上げるマルチパフォーマーです。
モーラムならではの笑いとライブエンターテインメントを支える存在として活躍し、『The Voice Pride』出演でも注目を集めました。
歌・トーク・笑いが一体となったモーラムならではのライブの雰囲気を楽しめる映像です。
タイ伝統舞踊や本場タイ料理も楽しめる
ステージでは、タイ伝統舞踊団「Baanrabum Thai Classical Dance」と一般社団法人 日タイ友好ネットワークによる特別ステージも予定されています。
優雅なタイ古典舞踊と日本文化が織りなすパフォーマンスは、モーラムとはまた違ったタイ文化の魅力を感じられる見どころです。

会場には本場タイ料理やタイ雑貨のブースも並び、食・音楽・伝統文化を一度に楽しめます。
イサーンで育まれた音楽、伝統芸能、そして現在進行形のカルチャー。その熱気を東京で体感できる「第1回 上野タイサマーフェス2026」は、日本のタイフェスティバルに新しい視点をもたらすイベントとなりそうです。
上野恩賜公園 竹の台広場(噴水広場)の詳細地図
※会場となる上野恩賜公園内にある各施設の位置関係は、上野恩賜公園公式サイトの公園マップを参照。
※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。
第1回 上野タイサマーフェス2026の概要
- 開催日時
- 2026年7月17日(金)~20日(月・祝)11:00~20:00
- 会場
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上野恩賜公園 噴水広場(竹の台広場)
(〒110-0007 台東区上野公園5) - アクセス
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・JR各線「上野駅」公園改札より徒歩約3分
・京成線「京成上野駅」正面口より徒歩約8分
・東京メトロ各線「上野駅」7番出口より徒歩8分
・都営地下鉄 大江戸線「上野御徒町駅」A3出口より徒歩約8分 - 入場
- 無料
- 関連サイト
- 第1回 上野タイサマーフェス2026 – 上野中央通り商店街
- Ueno Thai Summer Fest 2026


